梅雨の時期 意外と多い 熱中症

今は梅雨の時期で

毎日ジメジメして すっきりしない日が

続いている。

おまけに マスクしているから

顔の湿度は高くなっている。

不快指数は雨の度 更新されている。

また、気温も 30度前後と高い。

ここで不思議に思うのは

高齢者の方は まだ

三月から服装が  あまり変わらないことだ。

中には、冬のレッグウォーマーをはき

その上 セーターを着 なおかつ、

膝掛けに 毛布を使っている。

見た目「え?」と大抵の人はおもうが

認知症でない方のことだ。

自宅では、こたつや電気毛布をまだ使っている方もいる。

理由を尋ねると

一様に「寒いから」と答える。

こんなに蒸し暑いのに

高齢になればなるほど

身体の危険を察知するセンサーが

鈍ってくることが原因である。

しかも、基礎代謝も悪いので

エネルギーが低い。

あちらこちらが痛んだり、なんとなく不調で

動かないか、寝ているため

体温は下がってしまう。

じつは私も かつて体調を崩したことがあり

否応無く 横になっていた事がある。

ちょうど六月で 蒸し暑い時期だった。

でも寒く感じ 長袖きて、布団をかぶっていた。

家族は、「何やっているんだ!こんなに暑いのに!」

と私をたしなめていた。

だから、高齢者は、老化によって

身体の機能は落ちているし、動かないので

寒く感じている。

それは体感温度であって、実際の温度ではない。

湿度が高く、気温も30度前後になる梅雨の時期

厚着して、水分も取らなければ

熱中症になってしまう。

おまけに、梅雨冷えもあるので

身体も脳も混乱を招いている。

予防としては、まず気温が上がってくる午後には

一枚服を薄くする。

水分をコップ一杯でも多く摂る

ただし、コーヒーや紅茶や緑茶には

カフェインが含まれているため  避けてほしい。

ご存知の通り、カフェインには

「利尿作用」があり、尿量が増えるので

返って身体の水分が抜けてしまうからね。

また、適度にエアコンを使う。

電気代がもったいないと思うかもしれないが

体調を崩して病院に行くほうが

時間も お金もかかるはずだ。

しかも、自分だけでいけないから

家族や友人 その他の人にも迷惑をかけることだろう。

熱中症予防対策として

⑴自分の体感温度ではなく、実際の温度で衣服を調節する

⑵水分を意識して冬や春より多くのむ

(ミネラルウオーターや麦茶がお勧め)

⑶エアコンを使う

⑷なんだかいつもと体調が変だと思ったらすぐ

家族に相談するか、受診すること

本格的な夏ももう間近だ

徐々に身体を、夏仕様に慣らしていこう。

コロナも完全には収まっていないが

行動制限も解除されてきている

今のうちに身体を整えて

明るい夏を迎えよう!

では、まずは 水を一杯  ごきげんよう