女はつらいよ 犬も乳癌になる

こんにちわ アラシスナースです。

2匹の愛犬のうち 老犬のお話です。女の子のわんちゃんを飼っている方は、ぜひお読みください。

実は、老犬の方はメス犬です。子犬の時 臍ヘルニアで手術したため また手術するのはかわいそ

うと思い 避妊手術せずに時が過ぎて 高齢犬になってしまいました。

去年は、子宮蓄膿症になって生死をさまよい 子宮を摘出する体力がないと獣医に言われ 手術を

断念してます。

その頃より 犬のオッパイに小豆大の腫瘤ができているのを発見しました。子宮蓄膿が落ち着いた

ので、腫瘤がこれ以上大きくならないように 内服薬を開始しました。(結構値段は高いです)高額

医療になるので 一瞬やめよかなと心の悪魔が囁きましたが もしこれが自分だったらと考え 

治療する事になりました。(実際獣医は、値段が高額なので 強制できない飼い主次第と言っていま

した。)さあ治療開始ですが、初めのうちは薬を飲んでもなんともなっかたのですが、ひと月過ぎた

頃より 吐くようになったのです。あまり頻回に吐くため勝手に薬を中止していたからか 腫瘤が

徐々に成長してきたのです。あっという間に小豆大がそら豆大になり、愛犬も違和感か痛みがある

のか 散歩をしぶるようになってきました。

病院を受診した結果 悪性化しているため手術が必要とのこと。この時子宮摘出もして欲しいと

お願いしたところ 手術時間が長くなりこの子の身体に負担がかかるし がん細胞を広げるリス

クがあるので出来ないと言われました。

結局乳腺腫瘍のみを切除する手術を受けました。術後経過は良好で 嫌がっていた散歩も喜んで

行くようになりひとまず安心です。

メス犬が高齢になるとかかる確率の高い病気に次から次へとかかってしまったのですが、これは

飼い主のせいではないかと思います。もっと若いうちに避妊手術しておけば 子宮蓄膿にはかか

らなかったし 乳腺腫瘍にかかる率も低くかったと言われます。

子宮とオッパイがある限りは、またできる確認がたかいそうです。悪性なので転移も心配です。

もし歳だからと放置したら 皮膚がハチケルまで大きくなり 痛みが相当あり 犬に苦痛を与える

事になります。

どうか メス犬を飼われいる方は 高齢犬特有の病気のことを念頭においてくださいね。いつまで

も元気でそばにいて欲しいから。

愛犬の頭を撫でながら 御機嫌よう。