端午の節句〜今は昔

今日は子供の日-端午の節句だ。

だが、スーパーへ行っても、いつもなら

子供の日にちなんだ音楽が

ジャンジャンかかっているが

静かだ。

ただ、「当店では、コロナウイルス感染防止に努めています。」と

何度も放送がかかっているだけだ。

こんな伝統行事ですら、今年は白けている。

寂しいものだ。

私も、子供の日を忘れていたわけではないが、

頭からすっぽり抜けていた。

例年なら、必ず  ちまきや柏餅を食べていたものだが

今年は、食べていなかった。

店には、陳列してあったと思うが、

なにせ、短時間で買い物して、2メートル開けてレジに並ばなくてはいけないから

たとえ途中で思い出しても、戻る気がしない。

食べていなと、食べたくなる。

来年まで待つのは、長いなぁ

このように

大人が  新型コロナウイルスのことで  頭がいっぱいで

いつもの日常が混沌としているから

そのしわ寄せが、子供達にいってないだろうか?

自粛で、毎日が休みじゃ いくら若い頭でも

今日は何月何日か?分からなくなりそうだ。

気がついたら、五月五日の夜だった なんてことになり兼ねない。

鯉のぼりが、風に乗って泳いでいるが、

肝心の子供達の姿が見えない。

裏道で毎日聞こえていた、子供達の遊ぶ声も聞こえない。

子供達のコミュニケーション能力に弊害が

出てくるのではないだろうか?

子供の日の存在感が無くなっただけでは済まないだろう。

この子達が大人になって

コロナ時代の人は、どうなっているのだろうか?

感染症対策には、敏感になっているのかな。

人と距離をおかないと、安心出来なくなるのかしら。

コロナ時代の端午の節句にて、思いを巡らせている。

どうか、明るい未来が、訪れますように。